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平成22年11月13日、長岡技術科学大学において開催された軽金属学会第119回秋期大会において、大学院工学府博士課程後期3年の増田哲也さんと工学研究院廣澤渉一准教授が「軽金属論文賞」を受賞しました。
受賞対象となった研究論文は「Combined Effect of Pre-Straining and Pre-Aging on Bake-Hardening Behavior of an Al-0.6mass%Mg-1.0mass%Si Alloy (Materials Transactions, Vol. 51(2010) pp. 325-332)」であり、
平成21年7月-22年6月に学術誌「軽金属」および「Materials Transactions」に掲載された全66報のうち、最優秀論文として選出された3報のうちの一つとしての受賞でした。Al-Mg-Si 合金は自動車ボディパネルなどに使用されており、
材料特性のさらなる向上要求に応える新しい製造プロセスとして、予ひずみならびに予備時効処理複合プロセスを開発し、優れた工業的成果を得ました。また予備時効中の組織変化に関する重要な知見も得ており、学術的な観点からも高く評価されました。 |
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